着付け教室トラブル編6 資格試験と諸費用もろもろ

着付け教室体験

着付け教室には教室ごとに独自の資格があります。生徒は資格試験の受講は必須で、試験代以外にもいろいろと諸費用がかかります。

着付け教室を選ぶ際の条件として、「高額な着物を買わせない教室」を選んだのですが、着付け教室というところは、「着物を売りつけないでいかにお金を落とさせるか」に関して結構手の込んだ仕組みを用意しています。

それらはたいてい、入学時に提示されていない料金でした。

わかりにくい諸費用

  • 着物小物は教室オリジナルのものを購入する
  • 高級着物(留め袖など)を持っていない場合、教室でレンタル料を払う
  • 普通の書籍より内容が薄いが、とても高いテキストを購入(必須)
  • 試験対策として、相場よりとても高いDVDを販売(任意)
  • イベントへの参加費用と交通費(任意だが強引な勧誘あり)
  • コース終了時などの写真撮影代(任意だが強引な勧誘あり)

そして、なんといってもお金がかかったのは、着付け教室オリジナルの資格試験でした。


DVD付 手ほどき七緒 大久保信子さんの着付けのヒミツ

着物雑誌・七緒のムック本『大久保信子さんの着付けのヒミツ』。初心者にもわかりやすい着付けのコツや手順を紹介しています。

ちなみに、この本は2,000円程度だったのですが、着付け教室のDVDの値段はその数倍しました。(内容は薄いのに…)

着付け教室に通う前に、こうした本や動画で予習をしておけばよかった…と後悔しています。いかなるときも、予習は大事だなと実感しました。

不可避!着付け教室の資格試験

着付け教室資格試験イメージ

資格試験自体は、着付けコースのカリキュラムに組み込まれているにも関わらず、授業料の他に受験料やらなんやらで、最終的に数万円、結構まとまった額のお金を支払うことになりました。

おまけに、試験に落ちるとまた受けなくてはなりません。これも必須のようでした。そしてカリキュラムの構成上「試験を受けない」という選択肢は認められないのです。

一度、先生に試験を受けたくないと言ってみたところ、「必須だから」「将来役に立つから」となだめられ、最終的には「試験を受けないと次のコースは受けられない」と少し脅すように説得され、しぶしぶ受けることに。

私は、別料金を支払わせること自体は悪いことではないと思います。
良心的な授業料でしたし、少しぐらい余計にかかっても着付けを覚えたい、という気持ちが強かったので。

ただ、後出しジャンケンのように、途中から費用をどんどん上乗せさせたり、脅し気味に試験やイベントを強要されるのは辛かったです。

薄いテキスト、高い資格試験代

今まで支払ったテキスト代、資格試験代などは、私はちょっと高すぎるのではないかと感じています。

私が通った教室では、コースごとに10ページくらいの薄いテキストを渡されましたが、基本的なことしか書いてありませんでした。

授業で先生がテキストを読み上げたあと、少し内容を補足していましたが、着物初心者のうちは着物のノウハウなどわからないので、あとからテキストを読み返しても情報量が足りなすぎてあまり教科書としての役にはたちませんでした。

着付け教室をやめて、他の着付け教室に通ったり、着付け関連のホームページなどを読むようになると、よけいにそう感じるようになりました。

まあ、その頃は右も左もわからない状態だったので、テキスト代も資格試験代も「着付け教室のカラクリについての授業料」だったと思うようにしています。

着付け教室に通う前に、少しでも着物の知識を蓄えておくのが、騙されないんだな、と今になって思います。

これから着付け教室に通われる方へのアドバイス

費用について、突っ込んだ質問しておいてたほうがいいと思います。それで適当にごまかすようなら、その教室は通うわないほうがいいかもしれません。無知につけこんで、いろいろと払わされる危険性があります。

・入学金・授業料の他に、コース内でどれくらいのお金がかかるのか確認する。
・諸費用の金額を出してもらう(資格試験代、テキスト代、写真代、教室規定の小物代など)

・着物の書籍やYou Tubeなどで、着付けや着物の知識、相場を学習しておく

私の場合、着物についてほとんど無知の状態で着付け教室に通ったので、いいようにされてしまったんだと反省しています。

おまけ

このブログを書くにあたり、通っていた着付け教室のホームページを確認してみました。もしかしたら、改善され、料金体系をちゃんと提示されているかも…と思ったら、基本的な金額しか提示してありませんでした。

2022年にもう一度ホームページを確かめたところ、かろうじて試験代金だけは表示されていました。クレームがあったんでしょうか…。

しかし、試験が必須で逃げられないこと、試験にかかる諸費用(免状代、着物レンタル代など)の記述はありませんでした。