半幅帯のリメイクは案外簡単。不器用な私でもできました。コロナが流行り、着物で外に出れないので、そういうときはひたすら着物やメンテナンスをやっておこうと思います。
半幅帯を補強
まずは簡単なところで、半幅帯の補強から。半幅帯って単に布を2枚縫い合わせただけの単純な構造なので、つくるのも直すのも楽なのです。
簡単リメイクその1 半幅帯+接着芯
気に入っている鳥獣戯画の半幅帯。しかし、いかんせん柔らかすぎて帯結びが決まらない…。そこで、まずは家にあった接着芯(厚手)をつけることにしました。
まずは帯の端をほどいて裏返します。裏返したら接着芯(厚手)を帯のサイズにカットして、アイロンをかけていきます。
簡単リメイクその2 半幅帯+ワッペン
せっかくなので、もうすこし半幅帯をカスタマイズしてみようと思い、帯と同じ鳥獣戯画ワッペンを購入。帯の端にアイロンで接着することに。
これで完成。接着芯が入ったことで、矢の字や吉弥結びなど、パリッとした帯結びが結びやすくなりました。あとはワッペンを帯の裏側につけることで、帯結びをした時にちらっとみえる感じに。
しかし、接着芯をつけてから気がついたのですが、世の中には「帯芯」という帯の仕立て用の生地があったのです。こちらの帯芯を使えばよかった…。
なので次回は帯芯をつかった名古屋帯メンテナンスに挑戦しようと思います。
その他の着物小物づくり
帯以外にも半襟や帯留めなど、小物作りもかんたんにできます。