たびりらは、足袋の形をしたシューズのこと。「足袋」っぽく履きこなしたり、「旅」に履いていったりと、色々な使い方ができるシューズです。
一般に着物では草履や下駄を履くのが定番ですが、近頃ではブーツやサンダルを合わせる和洋折衷コーデも人気が出ています。
「たびりら」は、そんな和洋折衷コーデや、草履で歩くのに疲れた時に便利なシューズなんです。
「たびりら」とは
このシューズ、足の指が開かれているため、足の締め付けがゆるやか。ふつうの靴より靴底が薄いので、地面を素足のような感覚で歩けます。
私は、これまで厚底のウォーキングシューズを履いていたので、正直、最初は薄い靴底に違和感がありましたが、履いていくうちに足になじんで歩きやすくなりました。
和をモチーフにしたステキなデザイン。どれを選ぶか、本当に迷いました。もっているカジュアルな着物に合いそうなので「オリーブ」にしました。一足買うと、もう一足欲しくなっちゃいますね。
足袋シューズ・たびりらの魅力
たびりらの魅力のひとつが軽さです。持ち運びが便利なので旅行のセカンドシューズとしてもいいし、外出時にパンプスで疲れたらちょっと一休みシューズにもいい。
また、こうした足袋型シューズは着物や浴衣にも合うのです。
浴衣にたびりら
着物のおしゃれって実はワンパターンなのでは…？と思っていませんか？実はブーツや帽子をあわせたり、コーディネートは案外自由なんです。
足袋シューズも、普段の洋服に使うだけじゃなく、カジュアルな着物や浴衣に合わせてもかわいい。
たびりらには専用の足袋靴下がありますが、実はふつうの靴下でも履けちゃいます。
災害対策として
また、たびりらは、いざという時にも便利なんです。
地震などの災害はいつ起こるかわかりません。着物や浴衣で外出した時に災害にあったとしたら、慣れない草履や下駄だとうまく走ることができません。
そんな時、たびりらがあれば安心です。なにせ通常のスニーカーやシューズより軽いので、持ち運びがしやすい。たびりらがあれば、災害時の移動や草履や下駄で歩くのが疲れた時にも便利です。
