雨の日に着物で出かけるのって、大変ですよね。私はなるべく雨の日は着物での外出は控えるようにしています。
ただし、どうしても雨の日に着物での外出が必要な場合には、できる限りの雨対策グッズを用意します。そうしないと、着物の手入れに余計なお金がかかっていしまいますから…。
1.雨用着物レインコート
二部式レインコート
二部式レインコートのいいところは、下の部分は洋服にも巻いて使えるところです。
お値段は4,000円~10,000円。私の雨用着物コートはリサイクルショップで2,000円くらいでした。
ただし、高価な着物用なら高くても高品質な雨コートがあったほうがいいかもしれません。
絹は水に濡れると修繕費が高くつきますから…。
2.雨草履カバー
雨草履について
「雨草履」はというのは、あらかじめ草履のつま先部分にカバーがついている草履のことです。
通常の雨草履は、ゴムのソールで滑りにくいのですが、お値段が5,000~10,000円くらいします。
おまけに、市販の雨草履はデザイン限られているで、雨の日だけのために、好みではないデザインの草履を買うのは抵抗がありました。
リーズナブルで便利な雨用草履カバー
そこで私が導入したのが「雨草履カバー」です。
- 手持ちの草履に装着するだけで、簡単に草履の雨よけになる
- 値段が安い(800円~4,000円)
- 携帯に便利で装着も簡単
雨用草履カバー(全カバータイプ)
つま先から草履の底までカバーするタイプ。底に滑り止めがついていて便利。
お値段は安いもので800円程度。鼻緒の部分にプラスチックの紐を巻いて固定します。
雨用草履カバーつま先タイプ
こちらは、つま先だけをカバーするタイなので、装着の手間がかかりません。
おまけに、足元がスッキリ見えるので全カバータイプよりおしゃれに見えます。
値段は4,000円程度。専用のポーチバッグ付きです。
なれない雨草履カバーでは歩きにくい場合は、無理せずブーツやスニーカーを利用して、後で草履に履き替えるという方法もあります。
3.その他のグッズ
あると便利なカバーバッグ
これは着物に限ったことではありませんが、バッグが雨に濡れないように、カバンの上に被せるカバーバッグがあると便利です。
こうしたバッグのカバーですが、普段はエコバッグとしても使えますので、カバンの中に入れておくと役に立ちます。
まとめ
私の着物は、ほとんどが木綿かポリなので通常の雨対策で問題ありません。
しかし、絹の着物は雨にぬれるとシミになることもあるので、雨の日にを着なければならない場合、できる限り高性能の雨対策グッズを用意したほうがいいかと思います。
もし、雨で着物にシミなどがでてしまったら、迷わずプロに相談しましょう。