着物風に簡単に着こなせる洋服があったらいいなと思いませんか?
「和洋折衷コーデを着物でしたいけれど、着付けができない」
「着物で出かけたら浮いてしまいそう」
「着付けの時間がない」
などなど、着物や着付け関連の悩みはたくさん。
でも、そんな悩みを解決してくれたのがKUDENの服でした。
シンプルで着こなしやすく、着物にもみえて洋服としても着こなせるKUDENの服。
そんなKUDENの服にすっかり魅せられてしまった私が、ブランドの魅力を勝手にご紹介します。私は、こんな着物のように着こなせる洋服をずっと待っていたのです。
KUDEN・着物風の洋服の特徴
KUDENの服の魅力は「着物のように着こなせる洋服」だということです。ある意味、和洋折衷コーデの最終形態ではないかと私は思っています。
和モードKUDENのラインナップ
現在、KUDENが展開する主要な3パターンのデザイン。シャツと羽織ジャケットと袴パンツ。この3つを着るだけで、着物のようなコーディネートが可能になります。
SAMURAIモードシャツ
KUDENの定番デザイン。着物の衿をモチーフにしたシャツ。紐で結ぶスタイルが2部式の着物のようでアレンジしやすいです。
ポケットがついているのでチーフや飾りをつけてもかわいいですよ。私はサスペンダーをつけたり、羽織とあわせたりしています。
羽織ジャケット
一見、ふつうの羽織と見間違うほどです。しかし、ポケットなど洋服の機能が追加されているので、とても便利。
羽織ジャケットを洋服の上から着るだけで、一気に和洋折衷のコーディネートに。
また、「乳(羽織紐をつける穴)」が付いているので、羽織紐をつけて和風のコーデが楽しめます。
袴パンツ
ふつうの袴の着付けは、紐結びが複雑で素人には難しいのですが、こちらの袴パンツはボタンで留めるだけ。簡単に着ることができます。
裾まわりは紐で幅の調整が可能。暑い時は広げ、寒い時はキュっと絞って結べば寒さを防ぎます。
ほかにも、着物の八掛をイメージしたスカートや着物風のガウンコートなども展開しているKUDEN。
現在、購入は公式の公式の通販サイトでのみです。
KUDENの服、そのメリットとデメリット
どこに価値を見出すかは人それぞれですが、私の考えるメリット・デメリットをお伝えしておきます。
メリット
・着付けのスキルがなくても気軽に着物スタイルが楽しめる
・シンプルで着こなしやすい
・時間がなくて着付けができない時でも、着物風のスタイルで外出できる
・着物にも洋服にもあわせやすい
着物で出かけたくても雨だったり、時間がなかったりするとき、KUDENの袴パンツとジャケットがあれば気軽におでかけができるのがうれしいです。
デメリット
・洋服の単価が高い(10,000~50,000円)
・基本的に受注生産なので届くのに時間がかかる(即配可能なアウトレットもあり)
・着物や道着に間違えられる
着物や道着に間違えられるのはメリットなのでは?とも思いますが、着物に厳しい一部の方(要は着物警察)は洋服だと聞くと途端にディスってきます。
まあ、大半の方は目を輝かせて「どこで買ったの?」と嬉しそうに質問してきます。呉服店のスタッフさんでさえ興味津々で尋ねてこられます。
魅力的なKUDENのメンバーたち
KUDENは小さなブランドですが、そこに関わるメンバーたちはみな、個性的ですてきな人ばかり。商品の魅力は結局のところ、人の魅力で決まるのだと思います。
デザイナー・TAKAHIROさん
KUDENの創設者であり、デザインを手掛けるTAKAHIROさん。障害を持つ息子さんが働ける場所をつくること、日本の縫製工場の労働を守ることをブランドの目標としています。
長く愛されるデザインと素材にこだわっているから、KUDENの服は丈夫で魅力的なんですね。
アンバサダー・みさまるさん
すてきな和洋折衷のアレンジコーデをSNSで発表しているみさまるさん。KUDENのアンバサダーであるみさまるさんきっかけに、今ではすっかりKUDENのファンになっています。
みさまるさんの室町風やゴスロリ着物コーデがまたかっこいいんです。詳しくはこちら。
アンバサダー・かんばらけんたさん
車椅子ダンサーのかんばらけんたさんは、東京パラリンピック閉会式やMISIAのツアーでもパフォーマンスを披露しています。
かんばらけんたさんの舞う姿に、KUDENの服はぴったりと寄り添い、美しいフォルムを見せてくれています。
かんばらけんたさんの車椅子ダンス。
まとめ
KUDENの服は、着物が好きな人、和のスタイルに興味がある人、気に入った服を長く着続けたい人の思いに寄り添ったブランドです。
確かに料金は高いし、届くまでに時間がかかります。けれども、それだけの価値のある服だと私は思っています。興味のある方はぜひ、KUDENのサイトを尋ねてみてください。