着物失敗武勇伝…それは先人たちの「やらかし」の黒歴史。着付けを失敗したり、つまいづたりころんだり、着物の先輩たちはそんな失敗を繰り返してきたのです。
しかし、それでも着物を愛し、失敗から学び、着物を着続けるそんな猛者たちの記録でもあるのです。
着物失敗武勇伝とは
以前Twitter(新X)で着物ユーザーが大盛りあがりをしたハッシュタグです。みなさんやらかすことやらかすこと…。
主な失敗談
- 着物や襦袢を左前にしがち
- 着物の後ろが破れる(尻裂け)
- 帯を巻かずに出かけてしまう
- 洗濯したら着物が縮む
かくいう私も、帯結びの時につけたクリップをそのままにして外出したことがあります。
幸い、羽織で隠れていたので事なきを得たのですが、こうした失敗は日常茶飯事です。
ほかにも、お太鼓結びで帯締めを入れる位置を間違えて帯がバラけるトラブルも…。
間違ったっていいじゃないか にんげんだもの
着物や着付けの失敗例は、なにも素人だけのことではありません。知り合いの着付け師さんによると「成人式で着付けをしすぎて襦袢を左前に着付けた気がする…」と、プロでも失敗することがあるのだとか。
なかでも、最高にかっこいいのが樹木希林さんのこのエピソードですね。着物を愛し、着物を極めた樹木希林さんですら失敗することがあるんです。
失敗するのは恥ずかしいけれど、失敗を恐れず着物を愛し着続けることこそ、成功への近道であると私は思うのです。
だからみんな、失敗を恐れず、着物を着続けましょう。そんな我々の失敗を嗤ったり、蔑んだりする着物警察がいたら、そちらの方がおかしいのだから。